インド最終日の朝です。早朝5時に目が覚める。しかし日本では8時半か...。
帰ったら時差ぼけせず丁度いいかも、と考える。暇なのでテレビを見よっと。

インドのニュースでは、シク教の事件などをやっていた。日本で報道されているのは
信徒がシク教では神聖とされるヒゲを切られて暴動になったということくらいだったけど
実際は年中シク教・教徒に関する小さな事件が起こっているらしい。byモハン

世界のWeather NewsでTokyoの天気をやっていた。少し嬉しい。





今朝は朝食におかずがな〜い!!!!ヨーグルトかよ・・・。
何だか足りないので、食事係の人にトーストをもらった。
「あなたIndianドレス似合ってるね。インド人みたいだよ。」と言われた。ポッ。
ありがとう、でもすぐ日本人てバレるのよ、と返しておいた。
係りの人は鼻歌を歌ったりして機嫌がいい。


ホテルはこれでチェックアウトなのだが、でかい荷物がある。
インドではロッカーらしきものはないみたいだし(預け所みたいなのはあったようだけど)
ホテルのフロントに帰りまで荷物を預かってくれないか聞いてみた。
「No problem!」ほっ。これで安心して出発できるぞ。



さて、最後の日。やはりインドの庶民的な生活を見歩きたい。
(所詮デリーしか見れないわけだけど)
という訳で、今日はおとといとは別の駅まで歩くことにした。私の泊まっているホテルは
2つの駅のちょうど真ん中あたりの距離にある。(どっちも同じくらい遠いのだ)


朝のホテル周辺の道 ちょっと歩くと牛さん発見

相変わらず空気が汚い。すぐに顔が真っ黒になる。写真ではクリアに写っているけど
実際は遠くが土ぼこりのせいか大気汚染のためか、白んで見えるのだ。見通しがわるい・・・



こんな風景もある


今日はマスク着用で駅に向かう。相変わらず空気がくさい。
歩くたびに地面のハエがぶお〜って飛ぶところがあったり、牛のフンが落ちてたり。
しかし人々はそんなの気にも留めてない。車の上の土ぼこりを払う人、野菜や果物を
売っている人(インドでは売り台でお香を焚いている風景がよくあった)、通勤バスの前
を牛が往来したり、簡単な礼拝施設で朝のお祈りをする人などなど。
この風景も見納めである。駅があるはずの東の方角へ向かう。朝日がきれいだ。


サライ・ロヒーラ駅の隣のキシャンガンジー駅に到着。
今日はタイミングがよく、すぐに電車が来た。今気づいたが、このローカル電車は男性と
女性の車両が分かれているのだろうか。グリーンの車両には男性が多く乗っているし
ベージュっぽい色の車両には女性が多い。私は女性車両らしきところまで歩いた。
ローカル電車のくせに、車両の全長が結構長い。こりゃホームも長くなるわけだよ。


長時間停車後電車はゆっくり動き出す。目の前にはインド人のおばあさんが布をかぶって寝ている。
突然ガバッと起きだし、早口のヒンディー語で私に話しかけてきた!
(おそらく今どこの駅だ!?って聞いているんだろう。)
駅名を答えると安心して、また布をかぶって寝始めた。

今日はニューデリー駅よりもう一つ先の駅に来た。
私の持っているガイドではミントなんとか駅なのに、駅名が変わっててあせる。
駅名が変わったか新しく出来た駅なんだろう。
駅前には雑誌や時計や果物・スナックを売る露天が多くあった。朝ということもあり
いろんな人が朝食がわりに食べている。

私は人の流れについていき、どうにかコンノートプレイスに到着する。
親にハガキを出すため、郵便局を探す。おお、土曜だけど開いているみたい!
「日本へハガキを出したいので切手がほしい。」と言って切手を購入。
どうやら400パイサ切手×2枚が、1枚あたりの値段らしい(100パイサ=1ルピー)。

後はお金も少なくなってきたことだし、銀行でお金下ろさなきゃ。
インドで有名なICICI銀行に行く。ATMに英語の画面がある!ラッキーと思い、日本で
海外用留保した口座から、現地通貨でお金を引き出す。便利な時代になったもんだ。


時間があったので、外国人がよく使うというカフェ100に行った。
チャイを頼んだが、係りの欧米人らしき人にはなかなか会話が通じなかった。
私は着席して飲むのが普通だと思っていたのだが、店はテイクアウトなのか聞いていたようだ。

無事にお茶も飲めたし(チャイはないようなのでミルクティーを頼んだ)
会計を済ませて、さぁ帰ろうとしたがなぜか怪しまれる。店長らしき人が出てきて「お茶飲みましたよね?」
と疑る目つきで話しかけてくる。どうやら私がお金を払ってないと思ってたようだ。
他の店員がお金をもらったことを伝えると疑惑の目はなくなった。
なんなんだ!不愉快である。

さて、今日のお昼は庶民的な店でターリーセットを食べました。

こんなお店 店の中。男の人の後ろに神棚みたいのがあった。

左からチーズの入ったカレー・生野菜・ヨーグルト風のもの(なんか天カスみたいの入ってる)
・ビリヤニっぽいやつ(焼き飯)・ジャガイモのサブジー・真ん中は豆カレーです。
このほかにロティも来たのでお腹いっぱい!こんだけ食べて50Rs.安すぎ。

時間があるので、コンノートプレイスの中心部の上へのぼる。

芝生の広場 向こうには大きいビルがある

ここで一休み。まだまだ時間があるな・・・

奥には沿道にいろんなお店があった 駐車場の入り口

沿道の店は、時計や財布・洋服・ジャージ(!?)などを販売していた。
明らかに欧米人と分かる人が値段交渉をしていた。これらの店には値札がついていないので
すべて交渉で値段が決まるのだ。
日本人だってもちろんディスカウントしてもらうことは可能だが、やはりインド人ほどは
値下げしてもらえない。これはオートリキシャや旅行社との交渉でも同じことがいえるのだ。

商店街のように店が連なっている サリー屋さんもある

この商店街にあったネットカフェで、私はブログを書いた。
パスポートを見せたが保管の仕方がひどい!人通りの激しい玄関にポイと置かれた。
「危ないから場所変えてくれ!!!」という。まったく適当である。
値段は1時間40Rs.だったかな。日本も見習ってほしいくらいの安さ。

ビックリしたのが電話屋さんがあったことだ。デリー市内なら、1分1Rs.だったかな。
それからFAX屋・コピー屋などもあった。

インドに地下鉄ができてた! 奥ではセキュリティチェックをしている

私がインド総領事館で手に入れた地図には、地下鉄情報がまったくなかったのに
きちんとしたメトロができているじゃないか!インドも近代化してるんだね。
しかし自動切符売場はなかった。(職員から買わないといけないみたい)



道が悪い(デコボコ)のと、かなり歩いているためか、おととい購入した靴がボロボロである。
スリッパの指側の縫い目が取れてきて「ペコペコ」になっている。
今やスリッパ以下の履物である。

ただ、見た目が小汚くなっているためか、インド人から物を買わないかという声かけが
ほとんどない!これは嬉しい。ちゃんと同化してきているのかな(と勝手に思い込む)

ヤキイモ売ってた! 道端の店(布売り)



さーてそろそろ帰るか!



駅の様子 陸橋も...

のんびりと電車を待つことに。
その間、駅ホームの売店でチャイでも飲むことに。メニュー表はすべてヒンディーだけど
チャイくらいは読めるぜ!


お兄さ〜ん、チャイ頼みます♪


チャイは3ルピー。もちろん立ち飲みである。インド人のおじいさんがここの席どうぞ、と
言ってくれた。ありがたい。

店員のお兄さんにアーユーアジャポネ?と聞かれる。そうだと答える。
もっと言葉が分かれば、ここから話も深まるのにな〜と残念に思う。
あー帰りたくないよ〜


駅ではこんな風に電車待ちしているのだ



電車が到着し、これでゆっくり帰れる。



しかーし、電車は途中から進行方向を変えてオールドデリーの方に進む。
ひーーーー!頭の中で、パソコンのアクセサリ→ゲームについている「ハーツ」で
スペードのクイーンを出したときの「ド〜ン」という音が鳴り響くorz


オールドデリーについたものの、プラットホームが多すぎて訳が分からない。
寝台電車とかもあるし・・・く〜ヒンディー語さえ読めたら!!!




仕方ないので駅員さんに聞く。キシャンガンジーに行くにはどのホームに行けばいいの!?

駅員さん「バッテン!」


え・・・・・・九州男児ですか?






困っていたら隣にいた客の男が両手を広げて「Ten!」と教えてくれた。ありがたい。

40分くらいすると電車が到着した。分岐する線路のところで「こっちに曲がって行け〜」と祈る。
そうするとうまく進行方向に曲がってくれた!わーい!よかったー(泣)

電車の内部



キシャンガンジー駅につき、ホッとする。



日の入りも間近!!急いで帰らなきゃ。



そうそう、駅前はとても賑わっていました。

にぎやかな様子 右にも商店街が続く



帰り道 荷物を運んでいる人たち



すでに1時間くらい歩いている気がするが、待ち合わせ場所のホテルに着かない。
日は暮れてくるし気持ちだけがどんどんあせる。
帰りたくないと思ってたが、本当に帰れなくなりそうな予感。


周りの店も電気をつけ始める



仕方ない・・・道端にいたインド人に場所を聞くことに。

しかし

あああ!ホテルカード(ホテルの名刺)がない。ガーーーーン
住所もないのにどうやって道を聞くんだ私orzorzorz


うーん。ホテルの周りに何かないか思い出す。そのホテルの名前と、近くにあった
ホテルしか思い出せないぞ。どうしようもないけどとにかく聞いてみることにした。

そしたら、私が訪ねたインド人のおっちゃんが、近くにあったUNIQUE HOTELに
ついては知っているようだった。
「うーん、ちょっとここからだと遠いぜ。あんた歩いていくのか?この通りの向こう側を
あー行ってこー行って・・・・・・・・・・・。とにかくリキシャに乗っていった方がいいだろう。」
とのことだ。八朔はホテルの通りを越えてかなり歩いてしまったようだ。
おっちゃんにありがとうと行って去る。

とりあえず通りを1本北へ行こう。それでダメならリキシャだ...と考えた。
すると・・・



なんと見覚えのある風景が!あぁっマサラドーサの店発見!!
主人が八朔に気づき手を振ってくれている。嬉しいよ〜。


ドーサの店。もう真っ暗だ!



ホテルに着くとモハンさんが待っていた。バイバイ インド。










(別の日撮影だけど、インドも月がキレイだった)

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2006年インド一人旅     ― 完 ―












おまけのエピローグ(空港〜帰国)


旅行社の車がホテルにつけてある。他の日本人ツアー客と同乗してインディラガンジー国際空港に
向かうこととなる。到着までは40分ほどあるということなので、同乗した母子らしき人たちと軽く会話。
うおー日本語が久しぶりすぎて、会話がカタコトっぽくなってる私(汗)。
(あ、でもモハンさんとの会話はほとんど日本語だったかも)

その人たちは8日間くらいの日程で、日本語ガイドをつけた集団観光だったらしい。
寝台列車に乗ったり、アグラなどに行ったり、とてもよかったと言っていた。

私が一人で初めてのインド旅行だと言うととても驚いていた。
(まぁだいたいの人が同じ反応です)


そして空港到着。現地係員が交代となり、別のインド人のおっちゃんが案内。
私はまだパンジャビ着てるし、どこかで着替えたかったのだけれど、手続きだけどんどん進み焦る。

他にツアー客が10人ほどいて、私以外はすべて成田空港に向かうのだという。
しかし成田直行の便がなんと遅れている!掲示板に思いっきり「Delay」とかかれている。
出発予定21時くらいのはずが、翌朝4時とかになってる。

日本のツアー客の一人(大学生っぽい男だったが...)はいらだち始めて「ちょっと〜明日仕事あって
困るんだけどー。別の飛行機とかないの?あと差額なしでビジネスクラスにしてよ〜」とゴネる。

係員のインド人は日本語が分からないらしく、私が一応通訳した。
ってか国際便が遅れるのはある程度仕方ないし、そんなのできる訳ないじゃないか。
日程に余裕を持って旅行計画を立てるのは常識だと思うのだが・・・とてもみっともない男である(と私は思った)。
あとエア・インディアにビジネスクラスやファーストクラスなどない。(あるのはエコノミーかエグゼクティブクラス)
まともにコミュニケーション取れないくせにインドに来るな!とすら思えてきた。

あーなんかガッカリだ。ところで私の便は「on time」だそうだ。よかった。
インド人の係員にDelayの日本語訳を教える。日本語を勉強中だそうだ。偉いな〜。

まぁいい。ルピーを両替して時間を潰そう。





しかし時間が遅いせいかよく分からないが、来るときにできた日本円→インドルピーは
再両替でインドルピー→日本円はできないと言われる。なななななんで?
どうやらユーロやドルにはできるらしい。何とも不便な・・・。
(あ!ちなみに再両替の際は、最初に両替したときにもらった紙(レシート)が必要になるので
なくさないようにしたいです)


書類に必要事項を記入してドルに両替。細かいルピー札は返却された。
銀行員のおっちゃんはとても手際がいい。インドは何事にも時間を要すると思っていたが
ここだけは本当に神業的な速さである。
この後、コーヒーを飲んだり喜捨箱に入れたりしてすべて使い切った。



セキュリティチェックの先の待合室で時間を潰すが、なかなかアナウンスがない。
どうやら搭乗ゲートも変更になったようだ。どーして案内放送ないんだろ。。。不安。
ゲートが別の階とのことなので、階段を下がる。

しかし時間になってもなかなか係りが来ない。
しかもなぜか「AIR FRANCE  AI314」という表記になってる(^^;
(AIR FRANCEは略すとAF○○○になるはず。エア・インディアならばAI○○○)
今度の待合所は寒い!!本当にここはデリーですか?

バスにて飛行機に移動。私が最後の入場だったようだ。
飛行機は定刻を約1時間遅れで動き出した。本当にこれで最後だ。
絶対また来るよインド。その日まで。




機内の様子




ここからどーでもいい話。
帰りはまたもや香港経由なんだけど、どうにも最悪な機内となった。
なぜか私の分だけウエルカムドリンクを忘れ去られている。とてものどが渇いているのに!
キャビンアテンダントに3回言っても忙しいらしく、すぐに忘れ去られる。


帰りの機内食その1



食事が配布されるときになっても来ないので、
「とてもthirstyなのでミネラルウォーターだけでもくれ!」と頼み、
数分後にやっと来た。はぁはぁ。

そして、隣のおばちゃんが自分の席をものすごくはみ出してくる。ただでさえ狭い席なのに
居心地が悪い。そして中国人の夫婦がなぜか怒声で喧嘩を始める。機内の空気読んで下さいヨー。


はっっ!あまりイライラするのももったいないな。

機内泊なのに2回も食事。もう1コは朝食代わりだけどね。
どちらもヴェジタリアンの食事にしてもらった。




結局大して眠れないまま帰国となったが、とても楽しい旅だった。
旅はとにかくハプニングだらけと思い、余裕を持って旅行するのが一番だと思った(特に気持ちの余裕ね)。


ほぼ毎日カレー食べたが、まだまだ食べたりない。日本食が恋しくなるかと思いきや、
まったくならなかった...。残してしまったカレーよ、カムバーック!などと思う。



ではまたインド旅行するその日まで・・・




本当に完。